虫歯や歯周病で失ってしまった自分自身の歯を、本当の自分の歯のように取り戻すことが出来る手段として、入れ歯やブリッジよりもとても優れた面があるので、人気が出ているのがインプラントといえます。ですが、歯医者さんで治療を受けて自分自身の歯のように綺麗な歯を手に入れたからと言ってそれで満足して油断してはいけないといえます。なぜかというと、治療を受けた後でも、しっかりとしたアフターケアをしなければならず、そのアフターケアがとても重要だからです。高い治療費を支払て手に入れたインプラントは、治療後にきちんとしたメンテナンスをすることで、初めて長持ちさせることができるといえます。
天然の歯でもいえることですが、インプラントを長持ちさせる方法としては、まず歯磨きが重要で、しかも正しいブラッシング法で歯磨きをすることが大切です。インプラント自体は、チタンなどの金属でできているので虫歯にはならないために、天然の歯ほど神経質にならなくても良いと思いがちですが、ブラッシングを怠っていると、治療を受けた歯のまわりの粘膜に炎症が起きてしまって、時にはインプラント周囲炎と呼ばれる歯周病になってしまう場合があるので、きちんとしたアフターケアが大切といえます。またブラッシングだけでなく、歯のかみ合わせ調整やネジのしまり具合などの点検も定期的に歯医者さんでしてもらう事が重要で、必ず半年に1回や1年に1回は歯医者さんで定期健診を受けることが大切です。
インプラント自体は、歯医者さんで治療をしてもらった後の10年後の生存率は90~95%ととても高く、ブリッジによる治療は、10年で50~70%の生存率ですから、かなり長持ちする治療方法であるという事がわかります。もともと長持ちする治療方法とはいえますが、更にきちんとアフターケアをすることでその生存率を伸ばしていく事が可能となります。
インプラントの治療に関しては、歯医者さんでお願いすることになりますが、多治見市でもインプラント治療を専門とする歯医者さんがたくさんあります。歯医者さんで治療を受ける場合には、治療を受ける際の注意点やアフターケアの大切さについては説明があるはずですから、その説明にしたがって、しっかりとアフターケアをする事で、1度治療してもらった歯で長く快適な生活を送ることが出来るといえます。ですから、アフターケアはこの治療方法にとってはとても大事なものです。