インプラント豆知識

インプラントは多治見市の歯医者でも比較的よく選択される治療法ですが、保険が適用されないなど課題が多いことも事実です。しかし、こうした制度上の課題だけでなく、インプラントという手術方法そのものの課題も当然存在します。

インプラントは日本国内や多治見市の歯医者などだけでなく、世界中で行われている手法なので、多くの実績や日々技術の革新が行われていますが、大きな弱点として骨の形状によっては手術が難しいという点があります。これは骨に基礎となる土台を埋め込み、その中に人工の歯を差し込むインプラントには重大な要素となりますが、先天的後天的にこうした手法が使えない骨の厚みの方には違ったアプローチが必要になります。

 
そうしたアプローチの中にはオステオトームテクニックと呼ばれるものがありますが、多治見市を含む全国の歯医者で行われてきたものです。これは十分なスペースを確保するたえにあえて骨に衝撃を与え骨折に近い状態にしてしまうことですが、人体への影響が大きいため様々な問題点が存在するのも事実です。

 
そうした中、ピエゾサージェリーと呼ばれる手術器具がこれまでのインプラント治療の概念を覆すほど画期的な手術方法を実現しています。ピエゾサージェリーはあまり一般の方には馴染みの薄い言葉ですが、多治見市の歯医者を始め医療関係者には衝撃と共に深く知られています。ピエゾサージェリーとは三次元超音波振動を使用することにより、適格に切削部分の長さ・深さをコントロール可能な手術器具です。これを導入することにより、血管や神経を傷つけることなくよりデリケートな箇所の手術が可能になりましたが、インプラント治療に与えた影響も甚大なものです。

 
ピエゾサージェリーをインプラントの治療に応用することでこれまで多治見市の歯医者で治療が不可能だった骨の状態の患者にもインプラント治療を施す事が可能です。つまり最小限の骨しか削る必要がないので、骨の厚みや量が不十分だった方でもピエゾサージェリーを使用することで施術を安全に行えるようになりました。

 
新たな医療技術なので多治見市の歯医者でも全ての場所で使用出来る訳ではありませんが、治療の選択肢を大幅に広げる事が可能なので、副作用や術後のトラブルを避け、さらに治療期間を大幅に削減出来るなど多くの可能性を秘めています。現在骨の形状的にインプラントの治療が困難であると診断された方は、主治医に相談すれば多治見市内のピエゾサージェリーが使用可能な歯医者を紹介してもらえる可能性があります。

現在の所多いとは言えませんが、多治見市の歯医者でも着実に使用可能な歯医者が増えていますので、ぜひ治療の選択肢の一つとして知っておいて下さい。