インプラント豆知識

歯の健康は将来的なQOLの維持のために非常に重要なものですが、歯周病や虫歯など歯を失うリスクは常に存在します。万が一歯を失った場合には入れ歯やブリッジなど欠損した歯の代替えとなる人工の歯を装着する必要がありますが、審美性や機能性などで多治見市の歯医者でも多く選択されている手法にインプラントと呼ばれるものがあります。

 
インプラントはもはや一般的にも周知の治療法なのでご存知の方も多いでしょうが、その技術は驚くほど進化しています。多治見市の歯医者でもこうしたインプラントの治療を行っている方が大勢いらっしゃいますが、技術の進化により患者自身のニーズによって様々な選択が行えるようになりました。

 
多治見市の歯医者でも実際に多くの方が選択しているインプラント施術の手法に一回法と二回法があります。ここでは多治見市の歯医者の治療例を元に両者の違いを見てみましょう。

 
一回法と二回法は文字通り一回か二回かを区別した呼称ですが、何の回数を表しているかと言うと手術の回数です。２回法インプラントの治療の際には一度目の手術でインプラント体と呼ばれる歯根部分を埋入しますが、その後骨との結合を待つために数ヶ月期間を空けます。その後歯茎を切開しアバットメントと呼ばれる支台部分を装着し人工歯を取り付けるのですが、２回法という名前通り二度の外科手術が必要になります。これは多治見市の例だけでなく全国的に歯医者では同じような工程となるのですが、手術を二度行うため費用面や身体面の負担が大きくなってしまうのが大きなデメリットとなります。

 
一方一回法とはこれらの手術が一度で行えるいうものですが、具体的な施術の流れを多治見市の一般的な歯医者の工程で見てみましょう。一回法では手術でインプラント体を埋入するという工程は同じなのですが、その際に一部を顎骨に少し出しておきます。その後同じく骨との結合期間を経て人工歯を装着するのですが、出しておいたインプラント体の一部にアバットメントを装着するので、大掛かりな外科手術の必要がなく、比較的短期間で施術を終える事が可能です。

 
このように一回法と二回法では治療期間や費用面などの負担が大きく異なるのですが、一概にどちらが優れているとは言えません。２回法では一度インプラントを埋め込んだ後に歯肉を閉じてしまうので感染のリスクは非常に少なく、さらに骨との結合もより強固なものになります。一回法も最近では技術もあがり、感染のリスクや結合具合も改善されていますが、よりリスクを減らすためには２回法の選択が推奨されることもあります。多治見市の歯医者でも一回法と二回法は様々ですが、患者個々人の骨格の状態や骨の厚みなど様々な状態を考慮して選択されます。ぜひ多治見市にお住まいの方はお近くの歯医者でご相談の上ご自身にあった手法を選択してください。