多治見市の歯医者では多くの方がインプラント手術を行っていますが、インプラントはその他の施術と同じく治療が適さないいわゆる禁忌症の方も少なからずいらっしゃいます。インプラントは本来リスクが非常に少ないというのが大きな魅力なのですが、ここではそうした禁忌症のケースを多治見市の歯医者に寄せられた例を元に見ていきましょう。
インプラントの治療が出来ない最も一般的なケースが年齢による制限です。もちろんインプラントは広く一般の方が行える治療なのですが、骨にインプラント体と呼ばれる土台を埋め込むという工程が必要なため、成長途中の骨格には適しません。そのため骨の成長が停止していない20歳から22歳以下の方には多治見市の歯医者だけでなく、全国の歯医者でも行えません。こうした年齢制限はありますが、インプラントの場合どれだけ高齢になっても手術に耐えうる体力があれば、ほとんどの場合治療が可能です。実際に多治見市の歯医者で治療を受ける方も歯周病などで歯を失いやすい50代から60代以上の方々が多いので、年齢によって諦めるという必要はありません。
しかし、こうした年齢よりも厳しい禁忌症が存在します。多治見市の歯医者でも事前検査で明らかになった場合インプラントの治療が出来ないというケースがよくあるのですが、それは各種の全身疾患がある方です。全身疾患といっても様々なものがあるので、こちらも多治見市の歯医者でのケースを元に見ていきましょう。
全身疾患でインプラント手術が行えないケースとして代表的なのが高血圧の方の場合です。もちろん多少血圧が高い程度ならば、投薬などによりコントロールが可能ですが、薬では治療が不可能なほど高血圧な方の場合には、術中の出血や全身麻酔のリスクなどから、治療の延期が選択されます。多治見市の歯医者だけでなく全国的な基準値としては、術前の収縮期血圧が169mmHgを超える場合には手術が難しいと判断されます。
その他には糖尿病もインプラント治療の判断が難しい禁忌症の一つです。糖尿病患者の方は重度の場合感染症へのリスクが健常者に比べはるかに高くなるので、いわば異物であるインプラントの埋め込みや骨移植の際に大きなリスクが想定されます。そのため事前検査の段階でこうした高血圧や糖尿病が判明している場合には、患者の安全を考えてよりリスクの低い入れ歯やブリッジなどによる治療が推奨される事があります。
この他にも血液疾患や骨粗鬆症など様々な禁忌症が存在しますが、持病のある方は一度多治見市の歯医者に相談の上今後の治療方針を決定してください。