歯槽膿漏は歯周病の一つですが、今やすっかり言葉が定着しています。歯周病も歯槽膿漏も大人がかかる病気と思っている人が多いですが、実は子供でも歯槽膿漏になる可能性があります。ちなみに成人の約8割が歯周病にかかっていますが、歯周病も歯槽膿漏もかかるのは一般的には20代からといわれています。子供は歯槽膿漏の前段階である、歯肉炎という症状にかかることがありますが、そのまま悪化して歯槽膿漏になる確率は低いです。というのは、子供は大人に比べて唾液の量も多く、歯槽膿漏にまで進行しないのです。とはいえ、その人の生活習慣や口内環境によっては、子供でも歯槽膿漏になる可能性があります。
歯槽膿漏になる可能性が高いのは、タバコを吸っている人、夜歯磨きをしていない人、間食が多い人、歯並びやかみ合わせが悪い人、虫歯になった時にしか歯医者(歯科)に行かない人などが挙げられます。その人の生活習慣はもちろんですが、歯並びなども大きく関与しています。さらに歯医者(歯科)に定期的にメンテナンスに行かない人は、やはり歯槽膿漏になる可能性が高いです。
岐阜県の可児市や多治見市にも多くの歯医者(歯科)がありますが、実際に定期的にメンテナンスで通っている人はまだまだ少ないのが現状です。歯槽膿漏や歯周病もメンテナンスで通っていれば、悪化する前に治療を行うことができますが、そのまま放置してしまう人も多いです。そのため、発見が遅れ、症状が進行してついには自分の歯を失ってしまうことになるのです。
可児市や多治見市は県内でも大きな街なので、歯医者(歯科)も比較的多く存在しています。可児市や多治見市で歯医者を探すのであれば、事前にインターネットで情報検索しておくといいです。メンテナンスに力を入れている歯医者(歯科)もいます。
歯周病や歯槽膿漏は細菌で感染します。家族からの口移しなどで食べものをもらった時などに、一緒に菌をもらう可能性もあるのです。そのため、子供だから歯槽膿漏にならないと完全に安心することはできません。
一般的には歯周病や歯槽膿漏は50代後半になると、疾患している人が2人に1人という計算になります。20代から歯槽膿漏になる人が徐々に増え、年齢が上がるにつれてパーセントも増えていきます。しかし生活習慣や口内環境によっては、20代ですでに歯槽膿漏が重症化している人もいます。そうならないためにも、定期的に歯医者にメンテナンスに行って、自分の歯を守ることが大切です。
歯槽膿漏は何歳ぐらいから発症する?
2017.05.25