歯槽膿漏とは、歯周病が進行してしまう状態をいいます。歯周病自体はよくある症状の一つなのですが、老人の方で歯を失ってしまう原因の一つとして、この歯槽膿漏があります。
可児市、多治見市の歯医者(歯科)でもこれらの歯槽膿漏の患者さんは多く、治療中の方も少なくありません。
歯槽膿漏の多くの症状は、痛みがありませんが、重度に進行してしまうと痛みが生じるといわれています。
可児市、多治見市の歯医者(歯科)では、歯肉炎の症状の患者さんも訪れますが、この歯肉炎の症状から進行した状態が歯槽膿漏です。歯肉炎の場合には、歯茎から出血をする程度で、痛みなどはほとんどありません。このため、最初は自覚症状がないことも多いのです。
しかし、この症状が進行すると、今度は歯茎が腫れ上がってしまいます。すると、歯茎が日常的に腫れてしまっている状態なので、物を噛むときに痛みが生じることもあります。
また、疲れているときなどは、歯茎がさらに腫れてしまい、痛みが生じることもあります。歯茎が大きく腫れて垂れ下がってしまうこともあるので、多くの方が自覚症状を感じることになるでしょう。
大体の患者さんが、歯茎がこのように大きく腫れ上がってから、可児市、多治見市の歯医者(歯科)に診察に訪れる方が多いです。もしも、この状態でも放置していると、そのうち口臭の原因になったりもしますし、歯茎から膿などが出てくる可能性があります。このため、出血が酷くなったり、歯茎の腫れが酷くなってしまう前に、治療を行うことが必要です。
また、これよりも症状が進行してしまうと、歯槽膿漏がかなり進んだ状態になります。すると、歯がぐらぐらしてしまったり、歯の骨が溶けてしまったりして、次第に歯が抜け落ちてしまいます。
この状態で、歯医者(歯科)で治療をしても、あとは歯を抜くしか治療が出来ない可能性が高いのです。
また、歯茎から骨に感染が広がってしまうと、他の病気にかかってしまうこともあります。
このため、もしも歯磨きをしていて出血が気になるという方や、ものを噛むときに歯茎が腫れ上がって痛いという方は、これらの症状が現れたら放置せずに歯医者(歯科)で治療を行う必要があるといえるでしょう。
多くの場合、初期の歯肉炎では痛みがありません。このため、放置してしまう方が多いのですが、放置をしていると、歯肉炎の症状が悪化してしまい、重度の歯槽膿漏になってしまうという可能性があります。もしも不安な方は、2~3ヶ月に一度は歯石をとるスケーリングなどの治療をすることが必要であるといえるでしょう。
歯槽膿漏の痛みとは?
2017.06.03