この週末は、衛生士とともに、東京に学会に行って来ました。いろいろな講演を聴いてきたのですが、そのなかで印象に強かったタイトルを一つ。みなさんは平均寿命と健康寿命の違いをご存知でしょうか?平均寿命は男性80歳 女性86歳 健康寿命は ずっと健康でいられる寿命のことで、男性70歳 女性73歳 その差は10から13歳と、この期間はいわゆる、寝たきりなどの期間を示すもので、噛めない 口から食べていないことが原因の一つになっているとのことです。
噛むことは 生きるためにの栄養の入り口です。
噛むことは 運動能力を活発にします
噛むことは 若返りをもたらす
噛むことは認知症を予防する
などなど、噛むことにより脳に刺激を与え、活性化させる、健康に生きるために噛むことがいかに大切かを聞いてきました。では噛めるようにするためにはどうしたらいいのか?
歯を失ってしまったら、インプラント、入れ歯などが代表的なのですが、一番はご自身の歯を長持ちさせる、きちんと治療して噛める状態にすることが大切かと思います。きちんと噛めることにより、転びにくくなります。最近は転んでしまうことによって、骨折してしまい、そのまま寝たきりになってしまうことが多いと聞きます。健康寿命を延ばすための工夫はいろいろあります。まずは みなさんの出来ることから始められたらと思います。